推理小説を探していると「おすすめ叙述トリック10選」とか「この話は叙述トリックが凄い」など見たことはないですか。
今回は「叙述トリック」って何?というのを話していこうと思います。
「叙述トリック」って何?
まずこれは「じょじゅつトリック」と読みます。
言いづらいですね・・・。
コトバンクを引用すると
推理小説の手法の一。文章の記述上の仕掛けによって、読者をわざと誤認に導くもの。一般に、記述から想像される人物像や犯人像に関する読者の先入観を欺くものが多い。
コトバンク
と書いてあります。
つまり、読者だけが「うわー、騙されたー」となる手法のことです。
ポイントは読者だけがというところにあります。
例えば、ある事件で女性が犯人でしか有り得ない状況であったがそれまで読者には男性と思わせといてその人が実は女性で犯人でしたというオチの場合がそれです。
作品内の登場人物は犯人であった人が女性であることは一目瞭然で分かりますから登場人物を含めて読者だけが騙されている状況になります。
なので、犯人以外知らないアリバイトリックがあって解決編で犯人以外の全ての人がトリックによって騙されたというのは「叙述トリック」にはなりません。
「叙述トリック」は何が面白いの?
騙された瞬間の気持ちよさは他では味わえない感覚です。
純粋に全てがつながり感心したり、状況が呑み込めずおいていかれたり、作品によって与えられる感情は様々です。
それでも、名作と呼ばれる「叙述トリック」は後ろから不意に頭を殴られたような衝撃があることに変わりありません。
まだ「叙述トリック」を読んだことがない人はまず1冊読んでみてその世界を体験してみてください。
叙述トリックおすすめ作品
叙述トリックのおすすめ作品を衝撃!!おすすめの叙述トリック作品5選にまとめています。
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